ニートの気持ち♪

どうも、縷⚡︎(るる)です

ドッペルゲンガー

僕にはドッペルゲンガーがいる そいつは僕を冷めた目で俯瞰して見ている 悲しくて泣いている時、楽しくて笑っている時、幸せでにやけている時 いつも僕について回る そいつの仕事は他にもある 僕の「生きたい」を邪魔して「死にたい」と唱え続けることだ 酷く絶…

家出

「引っ越し荷物を減らしたいから誕生日プレゼントを渡しに行きたい」という主旨のLINEを友人岩戸へ送った 当然だが動揺された 僕はできるだけ急いで岩戸の家へ向かった 「“ホウレンソウ”をきちんとしろ」と叱られたと同時に、もう一人の友人菜々美にも家出の件を…

徳島旅行

目が覚めると僕は夜行バスの中にいた 思わず驚きの声が出た 外は薄明るい 晴れ バスは予定よりも20分程早く徳島駅に到着した ここから汽車に乗り、由岐駅へ行く 窓に水滴が目立つようになってきた 目的地に到着した頃には雷がなるまでに……! 駅のお店で傘を…

徳島旅行

ディズニーリゾートを恨めしい目つきで闊歩する みんながディズニーから帰る中、僕はバスターミナルに向かうのだ 僕の行き先は徳島 祖母に会いに行く テキトーに辿り着いたところで、母親がバスについて尋ねている 僕はまるで他人事のようにそれを眺めていた…

『縷々』現在

拝啓、とりあえず二十歳になった僕へ 心身の調子はいかがでしょうか。 僕は現在、うつ病、パニック障害(不安神経症)、境界性パーソナリティ障害と闘いながらニートをしております。 ご存知の通り、大学は2日で辞めました。 僕にはもう限界だったのです。 結…

『縷々』高校時代

私が入学した高校は落ち着いた校風で、真面目な生徒が大半を占めていた。 校内で顔を合わせる人皆が、自分よりも遥かに優等生に見えた。 また、虐めの噂どころか人の悪口すら耳にする機会がなかった。 各々が自立しているので面倒な役割を押しつけられること…

『縷々』中学校時代

小学校で得た教訓を活かし、私は都合のいい役を演じることになった。 小馬鹿にされても、面倒な役目を押し付けられても、くだらない愚痴を聞かされても笑顔。 キャラクターはおっとり系毒舌女子。 時々他人に対して陰で辛口な事を言うと、みんな自分が偉くな…

『縷々』小学校時代

「夏休みなんて無くて良いのに。毎日学校行きたい」と宣言していた小学校1年生。 社交的かつ前向きだった私は学校が大好きだった。 勉強は予習済みであったし、「一番の友達」(子どもは「一番」や「絶対」などとにかく強い言葉を好むのです。)がいたから。 おまけに…

『縷々』幼稚園時代と習い事

「一生喋るな!!」父が私を怒鳴りつけた。いつもの光景だ。私はとにかくお喋りが大好きで、まるで落ち着きがなかった。見るもの聞くこと全てが新鮮。どうして大人しくしていられようか。そんな私は、食事のマナーの悪さや部屋の散らかり具合でしょっちゅう父…